2月27日の記事に、D51のことが書いてあったので、簡単に説明を。

D51は鉄筋です。「デゴイチ」と呼んでいます。

鉄筋の中で一番太い鉄筋です。
RIMG6076

見ると分かり辛いですが、↑の右側に小っちゃく映っているので普通の鉄筋です。

鉄筋同士を継ぐとき、こんな感じで継手ができるのですが、
RIMG1089

この継手部分が鉄筋と鉄筋の隙間に入らないくらいデカイです。
RIMG1053


で、この鉄筋は現場でこんな風に加工して
RIMG1199

1本ずつクレーンで吊り上げて
RIMG5727


足場の上の人や
RIMG5720


下の人で人数をかけて1本ずつ組み立てていきます。
RIMG5707

時間はかかりますが、配置が終わるとこんな風に鉄の壁みたいになります。
RIMG1263

こんな太い鉄筋が、こんな風に二重になっているところもあります。
(すみません・・・雪が積もってます)
RIMG0197

鉄筋の中心間隔は150mmですが、D51は太いので鉄筋と鉄筋の間隔が狭いです。
RIMG0198


実際は、もっと複雑な場所もあって、

鉄筋が組み立て終わった後はまさに芸術だなと思います。

重い鉄筋を図面通り正確に組み立てる鉄筋屋さんはすごいですよ!