今日から翼壁の底版部でエンクローズ溶接が始まりました。

翼壁の1番端の部分は、構造上必要な杭鉄筋の長さで施工すると鉄筋が底版から飛び出てしまうので、折り曲げる必要があります。

鉄筋を組み立てるときは、鉄筋が複雑に絡み合うため、後から鉄筋を折り曲げることが不可能。

ということで、折り曲げ部分を「エンクローズ溶接」という特殊な継手工法で接合しました。

施工前はこのように真っ直ぐだった鉄筋を
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専用の切断機で切断し、
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接合面をきれいにしてから
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溶接です。
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溶接部分を同じ位置にすると構造上の弱点になる可能性があるので、

隣り合う継手箇所はずらして施工します。

今日は施工途中なので折り曲げた鉄筋を半分しか溶接できていませんが、

明日以降は隣り合う部分の溶接も完了して、徐々に完成していきます。